日本人の知らない珍しい国々

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ビアフラ共和国

かつて、ナイジェリアの東部に2年半の間だけ存在し、第二次世界大戦後に世界のあちこちで起こった独立紛争をしていた地域の中でも、ベトナムについでその凄惨さが有名な国である。ナイジェリアはアフリカで最も人口が多い国で様々な民族が共生しているが、北部にハウサ族、西部にヨルバ族、東部にはイボ族という三大民族が住んでおり、民族間で対立していた。1966年にはハウサ族がクーデターによって権力を掌握して東部との対立を強めた結果、ビアフラ共和国が独立し戦争が始まった。

東パキスタン

インドは独立後、インド、パキスタン、バングラデシュの3つの国に分かれているが、バングラデシュは独立する前は東パキスタンと呼ばれパキスタンの一部であった。インドとパキスタンが別れたのは宗教的摩擦に理由があったが、別れたパキスタンでも独立したときから東西での差が大きく、やがて内戦に発達し東が独立してバングラデシュとなった。

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