日本人の知らない珍しい国々

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アブハジア共和国

ロシアとイラン、トルコの間に挟まれたカフカス地方ではソ連解体後、もともと様々な民族が住んでいるのもあり紛争を起こしながらも多くの共和国ができている。グルジアという国も例に漏れず、西北部のアブハジアは独立を宣言して自治を始めた。アブハジア独立のきっかけとなったのはソ連時代のグルジアへの同化政策であり、ソ連崩壊後にアブハジアのロシアへの帰属運動が鎮圧されると、今度は内乱を起こして独立を宣言した。現在は新しい憲法も制定され、ロシアへの観光業をメインに国を立て直している。

南オセチア共和国

グルジアの西北部ではアブハジアが独立を宣言したが、北部でも南オセチアが独立を宣言した。南オセチアに住むオセット人もまた、グルジアへの同化政策に強く反対していた。1991年に独立宣言をしてからは欧州安全保証協力機構の軍が平和を維持するために駐在している。

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